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入社1か月で営業成績1位に。サラリーマン芸人が語る、夢の叶え方

学び

芸人と並行をして光ファイバーの営業

 事務所に所属できたものの、それだけでは食べていけないため、並行してアルバイトもしました。僕が選んだのは光ファイバーの営業職。光ファイバー(ネット回線)を家庭に導入する提案営業を行なっていました。

 周りの芸人はコンビニや居酒屋でアルバイトをしてる人が多かったのですが、(前回の記事に書いたとおり)前職で営業をやっていたということもあり、それを生かそうと考えました。後々、この仕事が今の自分へ繋がってくることになるのですが、当時はただひたすらに働いて生活費を稼いでいました。

 具体的には電話で個人宅に電話を掛けて、ネット回線の導入を提案すると言ったものです。シンプルな業務内容ですが、電話のみで買ってもらうというのはなかなかハードルが高く、難しい仕事でした。

 僕としては今、振り返っても、楽しい仕事だったと思います。その理由として、自分と同じように目標に向かって行動している「夢追い人」が多いことが挙げられます。

コールセンターが夢追い人に向いている理由

男性オペレイター

 知らない人も多いと思いますが、光回線・ネット回線を取り扱うコールセンター系の営業会社は、目標数を獲得したらその分だけインセンティブが支給されることが多く、また室内でひたすら電話を掛ける業務であるため、暑い日はクーラーが、寒い日は暖房が効いています。

 そのため「1週間で多く稼げたから、来週は少しシフトを減らそう」など、スケジュール調整が組みやすいのです。特に、僕のような夢追い人の場合、平日の昼間に突然、オーディションなどの予定が入ったりすることがあるので、このようにシフトを調整しても、金銭的に困ることがない(自分でコントールができる)という点は大いに助かりました。

 他のアルバイトだと、時給制でシフトに入った分しか給料が出ないというケースが多いと思います。しかし、こういった営業職に近い仕事は目標数に応じて、インセンティブが発生することがあります(※全てのコールセンターが同じ制度ではないです)。

 しかし、体育会系で新人は自分がやりたいように行動ができないという雰囲気の会社でした。そのため、まずは新人である私がしっかりと成果を出して、休んでも文句を言われない環境づくりに専念をしようと心がけました。

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