日本の有給取得率、3年連続で世界最下位に。休めない理由は?
また、日本人の世代別「休み不足」と感じている人の割合を見てみると、18~34歳で62%、35~49歳で61%と、若い世代は休み不足を感じているものの、50歳以上は40%と、半数以上の人が休みを欲していないようです。
上司となる上層部が認識していない現状では、日本の有給休暇取得率アップは難しいのかもしれません。
有給休暇への上司の協力度は?
上司は有給休暇の取得に協力的か、という質問を国別で比較してみましょう。
有給取得率日100%のブラジルでは75%ともっとも高く、一方で日本は47%と最下位。上司の有給休暇取得への協力体制がかなり低いことがわかります。
また、日本人が休みを取らない理由は、「人手不足」が1位でした。自分よりも職場の状況や空気を察して、有給休暇を取得しない傾向があるようです。
2位以降は「緊急時のために取っておきたいから」「やる気がないと思われたくないから」と続きました。