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「ついでに」を英語で言える?ビジネスにも役立つ一言

コラム

話し相手に使うときに上手に言うには?

 話し相手に「せっかくの機会だからね」とか「ついでだからね」という場合には、You might as wellとかMight as wellだけ言えば十分です。口語ではYou might as well buy……などと、文章として完結させる必要性は必ずしもありません。

 私も先日、アマゾンで本を購入する際に、一緒にドッグフードも注文する機会がありました。まだ数週間分のドッグフードは残っていたのですが、どうせ注文するなら、ひとつにまとめてしまおうと、早めに注文しました。

 その時、Maybe I should get Obie’s food, too.と妻に言ったところ、彼女の返事はMight as well.だけでした(Obieは飼っている犬の名前です)。

「ついで」を英語に訳そうとすると、なかなか苦労するかもしれません。でもこのMight as wellを知っておくと、ちょっと細かいニュアンスをしっかり表現することができるようになります。

<TEXT/木内裕也>

会議通訳者、ミシガン州立大学研究者。アメリカ大衆文化、アメリカ史の研究を行うほか、国際一流企業、各種国際会議などの通訳を行う。またプロサッカーの審判員としても活躍。著書には『同時通訳者が教える 英語雑談全技術』『耳と口が英語モードになる同時通訳者のシャドーイング』(ともにKADOKAWA)など多数。英語で仕事をする人の応援サイト「ハイキャリア」にも執筆

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