指原莉乃「HKT48卒業しても活躍できる」これだけの理由
大御所とも上手に接するテクニック
まさに今のポジションを「自分マーケティング」でつかみ取ったのです。一度、世の中に認知されると、活躍を横に広げていくことが比較的容易であることは、彼女のさまざまな分野での活躍を見ればわかります。
彼女がすぐれた戦略家であることは、次の発言からも明らかです。
すごく偉い人にはフランクに、ちょっと偉い人には丁寧に (指原莉乃著『逆転力』)。
タモリさんや秋元さんのような「偉すぎる人って、心が広い」ので、「友達モードでいくほうが、むしろおもしろがってもらえる」。
けれど「中途半端に偉い人って、ちょっとの無礼がムカつくんです。ちょっとの無礼に敏感なんですよ。だからなるべく低姿勢でいく。ここを間違ったらまずいです」と言うのです。なかなか鋭い視点ですね。
このような「自分マーケティング術」に長けた指原さんなら、HKT48を卒業しても、ますます活躍していくことでしょう。
<TEXT/川上徹也>