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【世にも不思議な副業体験】月10万円稼いだことも!斬新なアイデアがお金になる仕事とは?

コラム

好きなことを副業にして稼ぐ

多様な働き方が広がる一方で、賃金の上昇がなかなか進まない中、副業に興味がある人だけでなく、実際に始める人も増えている。では、実際に副業をやっている人は、どのような仕事をしているのだろうか? ちょっと変わった副業経験者の体験談を紹介しよう。

新しいもの好き

多くの時間や費用をかけるような趣味はないが、いつもなんとなくやってしまうことや、人よりも得意だと感じていることはないだろうか。今回取材した森さん(仮名・29歳)は、つねに新しい店や流行について調べるのが好きで、SNSやグルメサイト、観光サイトなどをチェックしては最新の情報を集めているという。そんな森さんは、その豊富な知識や情報を活かした副業で、順調に収入を増やしているそうだ。

森さんの仕事はアパレルの販売員。流行の移り変わりが激しい業界で、森さんは楽しく働くことができているという。

「ファッションは季節が変わるごとにトレンドが変わるので、新しいもの好きの僕にピッタリの仕事だと思っています。流行に敏感なお客様ばかりなので、季節やその年によって着こなしや小物の使い方が変化していくのを見ているだけでも楽しいですよ」

本業は収入の高くないアパレル店員

ただしアパレル店員の収入は一般的に低めとされており、例に漏れず同年代よりも収入が低い森さんも、不安を感じていたそうだ。

「同級生の話を聞いていても、やっぱり収入が低いんだなーと実感することが多いですね。もうすぐ30代になるので、将来のことも考えると、もう少し収入を増やしたいなと考えていました」

得意のリサーチ力で面白そうな仕事を発見

将来への不安を解消するために収入を増やしたかったという森さんは、副業を探すために得意のリサーチ力を活かして、さまざまな仕事情報サイトをチェックしていたそうだ。そこで見つけたのが、森さんの興味をひく珍しい仕事だった。

「少し調べたところ、募集していたのは駆け出しのベンチャー企業でした。募集ページには、“新しいものが好き”や“サプライズを提供”というワクワクするワードが並んでいたので、話を聞いてみたいと思って応募しました」

サプライズを計画するのが仕事

面接で訪れたオフィスはビル自体が新しく、おしゃれで開放的な雰囲気。もともとはイベントの企画運営をメインに行っている会社とのことだった。森さんが応募したのは、社内新規事業として、これからスタートする業務に関わる仕事だそうだ。

具体的には、誕生日祝いやプロポーズなどで誰かにサプライズをしたいけれど、考えるのが苦手という方から依頼を受け、サプライズ相手の好みなどに合わせて、その場所や方法を提案するというもの。ひとつの依頼に対して複数のスタッフが計画を提案し、自分の提案が選ばれると1件ごとに5,000円の報酬を受け取ることができるそうだ。

「企画などの仕事はしたことがなかったのですが、なんだか楽しそうなので参加させていただくことにしました。最初は戸惑う部分も多かったですが、コツをつかんだら次々とアイディアが浮かぶようになりましたね」

トレンドをおさえた斬新な提案が人気に

新しいものが好きな森さんの提案するサプライズは、トレンドをおさえた斬新なものばかりだと会社からもお客様からも高評価。

「特に女性を対象としたサプライズの計画がヒットしていて、これまでに月10万円ほど稼いだこともあります。せっかく集めたいろんな情報を発信できるのも楽しくて、どんどん流行に詳しくなっていますよ」

収入への不安を感じることもなくなり、新たなスキルを身に着けたことも相まって、自信を持てるようになったという森さん。最近ではほかのスタッフにアドバイスを求められることも増えており、自分の新たな可能性が見えてきたそうだ。

[文/digiart(デジアート)]

音楽心理学に基づいた〈耳で飲むお薬®〉をはじめ、メンタルヘルスに効果的な音声素材を独自のmeditone®テクノロジーで開発している会社、digiart(デジアート)のライター兼エンジニアです。学生の頃の夢は「ものかき」で、今の夢は「おむこさん」です。アプリケーションのドキュメントから官能小説まで、いろいろ書いてます! あと、アプリも開発していますので「耳で飲むお薬」と検索して私を探してみてください。
https://www.meditone.jp

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