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覚せい剤乱用者が推計220万人と発表【25年前の今日の出来事】

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警視庁の外郭団体・社会安全研究財団の調査によると、国内の覚せい剤乱用者は推計で220万人存在するとの調査結果が発表された。「戦後第三の乱用期」と言われる覚せい剤汚染の実態調査が狙い。

Q.どんな調査方法なの?

全国の152地点で無作為に選んだ16歳以上の男女2,413人の対象者のうち、面接調査で得られた1,516人分の回答を、調査分析を委託された文部省(現・文部科学省)統計数理研究所が統計学的に分析した結果、乱用者の比率は男性で2.3%、女性で1.9%、合計で2.1%となり、この数値を16歳以上の人口に掛けて推計値を算出した。面接調査での質問は「覚せい剤を使用している人を知っているか?」との内容。直接的な質問では正直な回答が得られないため。1995年(平成7年)に行われた国立の研究所の調査では、調査対象者の1.7%が「覚せい剤の乱用者を知っていると」回答していたため、かなり実態を反映した内容ではないかと判断された。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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