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「世界最古」の文字がエジプトで発見【25年前の今日の出来事】

コラム, 学び

エジプトの南部で、紀元前3200年前後につくられたと推定される粘土の文字盤をドイツの考古学チームが発見した。エジプト古代王朝が始まる前の先王朝時代の統治者の墓から見つかった文字盤には動植物や山の線画があり、世界最古の文字の可能性が指摘される。

Q.世界最古の文字とは?

世界最古の文字は、メソポタミア(チグリス川とユーフラテス川の間)南部に古代文明をつくったシュメール人が紀元前3000年ごろに使用したくさび形文字とされる。ドイツの考古学チームが発見した粘土の文字盤は、放射性炭素による年代測定で、紀元前3300~3200年、一部は紀元前3400年の物と結果が出た。しかし、資料が少なく、文字と言えるかどうかについて後に意見が割れた。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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