【減量中でもOKの牛丼チェーン店メニューは？】パーソナルジム直伝！どんぶり飯だって食べられる
手軽においしくお腹を満たしてくれる牛丼チェーン店。とはいえ、ダイエット中は避けている人も多いのではないだろうか？ 今回はダイエット中でも食べられる牛丼チェーン店メニューの選び方を「Apple GYM（アップルジム）」のトレーナー・関口 大輝さんに教えてもらった。果たしてボディメイクに効くどんぶり飯とはどんなものなのか？ 早速実食してみた。
「まぐろたたき丼（並盛）」※写真の商品はご飯を少なめにしてもらっています
牛丼チェーン店で商品を選ぶポイントとは？
減量中の外食はとにかく気を使うもの。どの店に入るかで悩むことも多いのではないだろうか。今回は気軽に入れる牛丼チェーン店。イメージ的にはダイエットに向かなそうな牛丼チェーン店だが、メニュー選びのポイントをおさえれば意外にもボディメイクの味方になってくれる。
関口さん「商品を選ぶポイントとして、PFCバランスを意識することが大切です。目標の体型によって目指すPFCバランスは人それぞれ異なります。だからこそ、自分のPFCバランスを理解すると効果的で無理のないダイエットや健康維持が期待できます。
PFCは、P（たんぱく質）F（脂質）C（炭水化物）それぞれの頭文字を取った言葉です。
脂質（Fat）1gに含まれるカロリー量は他のタンパク質（Protein）や炭水化物（Carbohydrate）と比べて倍以上高いです。そのため、『脂質を摂りすぎると太る』と言われています。商品の裏側にある成分表のP（たんぱく質）F（脂質）C（炭水化物）を意識して、高タンパク質、低脂質な食事を心がけましょう」
牛丼チェーン店で選ぶべきメニューはコレ！
「まぐろたたき丼（並盛）」※写真の商品はご飯を少なめにしてもらっています
今回のパーソナルジムトレーナー直伝メニューは牛丼チェーン店の「すき家」の「まぐろたたき丼」。
関口さん「脂質や糖質が多いメニューが勢揃いしている牛丼チェーン店ですが、上記のまぐろたたき丼やまぐろユッケ丼は、牛丼のお肉と違い脂質が低く抑えられているため、ダイエットをされている方に非常におすすめです。まぐろなのでタンパク質も豊富に摂取できるのもおすすめの理由です」
たしかに牛丼チェーン店には牛丼以外にもたくさんのメニューがある。「すき家」の公式サイトを見るとそれぞれのメニューの栄養成分一覧があるのでこちらも参考にするといいかもしれない。
まぐろ
関口さん「そのほかまぐろにはDHAやEPAといった『オメガ3脂肪酸』が含まれており、これらの成分は血液をサラサラにする、関節の疾患症状を緩和するといった効果が期待できるといわれています」
まぐろはダイエットだけではなく、健康のためにも優秀なメニューといえそうだ。
すき家特製だれがかかったご飯※写真の商品は並盛の量から少し減らしてもらっています
関口さん「並盛りの量とはいえ、炭水化物の量がどうしても多くなってしまうので、気になる方や女性の方などは、注文をする際にご飯を少なめにしてもらうように店員さんにお願いするといいですね！特に夕食にこちらを選ぶ際はご飯少なめがおすすめです」
ご飯の量を調節すればさらにPFCバランスを整えることができそうだ。
減量中でもすき家！
このところ体が重くて仕方ない筆者も実際に減量中である。そんな状況の中「すき家」は足を踏み入れてはいけない禁断の場所。久々に入ると牛丼のいい香りに浮き足立つ。減量中も「すき家」に来ることができるとは！
今回はテイクアウト。自宅にてゆっくり味わうことにする。
別添えのまぐろを自分でご飯にのせるスタイルだ。
どんぶり飯に満たされる
「まぐろたたき丼（並盛）」※写真の商品はご飯を少なめにしてもらっています
＜成分＞
エネルギー：609kcal
タンパク質：30.0g
脂質：10.2g
炭水化物：99.0g
ご飯に直接おかずがのったどんぶり飯は見た目にも食欲をそそり、ダイエット飯という感じがしない。
普段食べている脂質を抑えた食材は水分が少なめでちょっと物足りなさを感じるが、まぐろのたたきはやわらかくて箸が止まらない。
ご飯との相性のよさに、ついついかき込みたくなるが、ゆっくり味わって食べることにする。ご飯は少なめにしたが、食べ終わる頃にはすっかり満腹。久々にどんぶりを食べたという満足感にしばらく浸ることができた。
ダイエット中、どんぶり飯は食べてはいけないと決めつけていたが、バランスを守れば食べられるものもあるのだと実感。できるだけ食事も楽しみながら減量に励みたいと思えるメニューであった。
＜文・撮影／ばくいぬぞう＞
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トレーナープロフィール
Apple GYM（アップルジム） 関口 大輝トレーナー
座右の名は「栄光に近道なし」2021年に出場したNPCJ(現APF)のGOUKETSUでオーバーオール優勝の経験もあり。トレーニングでは男性の腕のトレーニング、女性の後ろ姿が美しくなる背中のトレーニングが得意。
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