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リア充を演出し過ぎた20代男性!金欠でも止められない原因は「ヤバイ高揚感」

コラム

 誰でもつい見栄を張ってしまいたくなる感覚はあるものです。

スマホ

※画像はイメージです(以下同じ)

 しかし、今回話を聞かせてくれた間宮雄大さん(仮名・27歳)のように、見栄を張ったときの高揚感がクセになり、金欠に陥るまで散財してしまわないよう気をつけておきたいものです。

首から下に自信アリ

 間宮さんは、中小企業に勤める、ごく一般的な会社員。とくにイケメンなわけでもなく、人に優っていると思える特技や他人を感心させられるほど語れる趣味もありません。あえて言うなら、首から下が写真映えすると褒められたことが何度かあり、自信も自覚もありました。

とくに手は『指先までキレイ』『何もしていない人の手みたい』など、褒められたことは一度や二度ではありません。でもそんなことを言われても、手のキレイさを生かせる場所なんて思いつきません。社会人になっても、悶々とボンヤリとした日々を過ごしていました」

投資で成功した男にSNSでなりきる

デート

 そんなとき、なんとなく匿名でSNSを開設。たくさんクルーザーが停泊している川をバックに「今日は天気がいいし、クルージングにでも行こうかな」というような内容を書き込みます。するとなぜかとても気分がスッキリし、日頃のストレスが吹き飛んだのだとか。

そして『こんな自分が本当だったら……』と、思わず何度も自分が投稿したSNSを開きました。そのうち誰かに見てほしいと思うようになり、いろいろな人を片っ端からフォロー。フォローを返してくれる人も多く、すごく嬉しかったです。有名人にでもなった気分でした」

 間宮さんはフォローしてくれた人に向け、次々と投稿を開始。“投資で成功する架空の男”になりきります。高級店に予約して豪華な料理を撮影したり、高級車のカーシェアやブランドスーツの一式レンタルをしては撮影してアップしたりすることが日課になっていきました。

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