タワマン文学に注目が集まる!年末の風物詩 「クソ物件オブザイヤー2022」運営が語る手応え
その年を振り返り、印象的な物件や不動産にまつわる出来事をネット投票で決定する「クソ物件オブザイヤー2022」が、今年も開催されています。
回を重ねるごとに存在感を増し、不動産関係者以外も注目する同イベント、運営メンバーである「全国宅地建物取引ツイッタラー協会」の「全宅ツイのグル」さん(@emoyino)に話を聞きました。
「#クソ物件オブザイヤー2022」はTwitterトレンドに
――2022年で9度目となるクソ物件オブザイヤー(KBOY)、イベントの手応えを教えてください。
全宅ツイのグル(以下、グル):イベントは非常に好評で投稿数が466作品、「#クソ物件オブザイヤー2022」はtwitterのトレンドワードにも載りました。なかでも「シャネルの階段カー」と名付けられた作品は、RT+favの合計数で5.8万を記録してまして、多くの方の目に止まったのではないでしょうか。
【シャネルの階段カー】
1~2階ぶち抜きでテナント入りたいから専用の階段欲しい
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階段は建築基準法上、主要構造部なので建築確認が必要かも
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既存部にも基準法の遡及適用がかかる
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いろいろアカン事になるかも
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階段みたいな車がたまたま横に停まってるだけです。#クソ物件オブザイヤー2022 pic.twitter.com/kxYoQxiIFn— お鯛 (@otto_morgen) November 14, 2022
不動産業界の玄人がニヤリとする物件も
――イベント運営にあたり、意識してることはありますか?
グル:「#クソ物件オブザイヤー」のタグを見ると年末を感じるとか、毎年の楽しみだとツイートされている方が多くて、年末の風物詩として認識されているのが嬉しいです。
毎年のことですが、不動産業とあんまり関わりのない皆さんにもわかりやすいインパクトのあるクソ物件と、毎日毎日とてつもない大金を賭けて戦っている不動産業界の人がニヤリとするような玄人受けするクソ物件、その両方がバランス良くスポットライトが当たる運営を意識しています。