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イケメン客にだけスマイル接客。コンビニ店員に嫉妬した男性がとった作戦

コラム

 いつもは気にならない誰かの自分に対する対応も、ほかの人との違いを目の当たりにし、複雑な気持ちになったことはありませんか? 今回取材した男性は、「自分も同じように対応してほしい」と考え、なかなか面白い方法を実践しています。

コンビニ

※画像はイメージです(以下同じ)

 コンビニへ行くたびに不満が募っていった下野幸喜さん(仮名・24歳)。その不満とは、店員の態度の違いです。下野さんは、運動が苦手でポチャっとしており、顔のパーツも小さめサイズ。自他ともに認めるブサメンだと自覚していると言います。

女性店員の接客態度の違いにショック

「僕は、彼女もいるし、友人も多いです。それに、自分のブサイクをウリにしている部分もあり、まったく引け目には感じていない。むしろ、オイシイとすら思っています。それでも、あからさまにイケメンとの対応が違うことをはっきりと自覚した日はショックでした

 対応の違いに気づいたのは、ある日突然というわけではなく、度重なる違和感。仕事前や昼休憩に立ち寄るコンビニの女性店員はいつも、下野さんが入店しても、視線も合わせず「しゃーませ(いらっしゃいませ)」と無表情で挨拶します

イケメンなお客にはとびっきりのスマイル

コンビニ

「だから、それが普通だと思っていました。でも、僕やオジサンが入店しても視線すら合わせないのに、イケメンな男性が入って来ると、店員さんの態度が明らかに豹変するのです。その豹変ぶりは、怖いぐらいでした」

「店員さんは、入店したイケメンの方向にきちんと視線を合わせ、『いらっしゃいませ』と丁寧な言葉づかいで挨拶し、とびっきりのスマイルを浮かべるのです。しかもそのコンビニには、よく似た雰囲気の女性店員が2名おり、どちらとも同じような態度でした」

 いつの日からか、店員の言動に違和感を覚えるようになり、自分とイケメンとの対応の違いに気づいてしまった下野さん。コンビニへ行くたびに悲しくなっていました。でも、立地や品揃えがいいこともあり、通い続ける選択肢しかありません。

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