面接に通らない人がよくやる9つの「失敗の共通点」。真面目な話だけはNG
内定を獲得し、就活を終える方が増えてくる8月。しかし一方で、引き続き就活を続けている人も少なくないのが現状です。
実際、私が運営するYouTube「ひろさんチャンネル」でも、内定が出ないことに焦りを感じている人や面接に苦手意識を持っている人から、日々多くの相談コメントをいただいています。「ひろさんチャンネル」は、就職/転職に役立つ面接ノウハウを公開しているチャンネルです。
そこで今回は、10年以上就職サポートを行う中で見つけた「面接に失敗しがちな人の9つの共通点」をお伝えします。この“共通点”を意識するだけで内定率は確実に上がるので、面接が苦手な人はぜひチェックしてみてください。
なおこの記事は私のチャンネルで再生数12万回、高評価率97.5%の動画「面接で失敗する代表例9選。これをしなけりゃ就活は成功します!」の内容を元に作成しています(以下、YouTube「ひろさんチャンネル」をもとに構成)。
1.真面目な顔で真面目な話だけする
面接に失敗しがちな人の共通点1つめであり、最も気をつけたほうがいいのが「真面目な顔で真面目な話だけをする」ことです。
「真面目な顔をしちゃダメなの?」「ふざけた話をしなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。ここで言いたいのは「ニコニコ話すのが大事」ということです。
面接は人生が決まるかもしれない場です。どれだけ準備に力を入れても「ちゃんと話せるかな? 大丈夫かな?」と不安になってしまう人はいるでしょう。
もちろん、そうやって真面目に真剣に取り組むことはとても素晴らしいことです。しかし実のところ、本番の面接で大切なのは「何を話すか」より「どう話すか」です。せっかく良い内容を考えてもあなたに「笑顔」がなければ、面接官に想いを伝えきることはできません。
相手を判断する「メラビアンの法則」
ここで「メラビアンの法則」という、人が人と話す時、どんな情報から相手を判断するのかまとめた法則を紹介しましょう。
それによると、人は「視覚からの情報:55%」「聴覚からの情報:38%」「言語からの情報:7%」によって相手の印象を決めているそうで、つまり「言語からの情報」である「何を話すか」はそこまで重要視されていないことがわかります。
それよりも大事なのは、声の大きさ・トーン・話すスピードなどの耳から入る「聴覚情報」と、表情・手や体の動きなどから入る「視覚情報」です。特に視覚情報は「その人がどういう人か」を判断する上で一番大きな割合を占めます。そのため面接官に良い印象を与えたいなら「笑顔」は必ず必要になります。
もちろん失敗経験のような「マイナス」の話をする際、真面目な顔で話すことは全く問題ありません。しかしそうでない時は、この「笑顔」を意識して話すだけで面接の通過率はぐっと上がります。なので、面接に受かりたい人は「真面目な顔で真面目な話だけをする」のではなく「ニコニコしながら話す」ようにしましょう。