外食からの決別。母親とのLINEでダイエット目的で料理男子になった結果
家事は女性の仕事、なんていう概念がとっくに消え失せている今日このごろ。最近ではさまざまな家事を上手にこなす男子も決して少なくありません。
今回は、ダイエット目的で料理男子になったのはよいものの、思わぬ結果が待ち受けていたエピソードを紹介します。
食事は決まって外食かデリバリー
今回お話を聞いた啓介さん(仮名・26歳)は、大学時代はサッカーに夢中で、社会人になっても会社のサークルでサッカーを続けるスポーツマン。
丸の内にある啓介さんが勤める外資系保険会社は、社員同士の横の繋がりも深く、頻繁にLINEで飲み会のお誘いが入る毎日。
「毎週水曜日は定時に会社を出て、目黒のグラウンドまで行ってサッカーの練習をするんです。練習後はみんな腹ぺこで、いつもみんなでワイワイしながら、行きつけの中華かメキシコ料理屋さんに行ってましたね」
そう楽しそうに語る啓介さん。普段自宅では、コンビニ弁当やUberが彼の夜食を支えているそう。
運動不足の体重増加でピンチ!
コロナが猛威を振るい始め、当然サッカーの練習はなくなり、通勤もしばらくはなく、全てオンライン。
「よく食べる習慣はなかなかとれなくて、運動してないのに、昔のようにたくさん注文して食べてたんです。そしたら、体重が10キロも増えて」
啓介さんは、栄養士の免許を持っている母親にLINEで助けを求めました。母親は、さっそく色々なアドバイスを送ってくれたのです。
「自炊しなさいと言われました。しかも、お酒も禁止! とかまで。でも、自炊といっても道具とか全くなかったので、それも母親にLINEでアドバイスをもらったんです」
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