篠原涼子、20代で訪れた“女優への転機”「苦労だって恥だって経験したほうがいい」
Netflixで配信がスタートしたNetflixシリーズ『金魚妻』で主演を務めている篠原涼子さん(48)。
【画像をすべて見る】⇒次へ>をタップすると次の画像が見られます
これまでドラマ『アンフェア』『ハケンの品格』、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』など多くの代表作を放ってきた篠原さんですが、DV・モラハラ夫との生活に苦しむなか、年下男子の春斗(岩田剛典)と運命の出会いを果たすさくら役は「挑戦だった」と言います。
そんな篠原さんに、年下男子と聞いて浮かぶイメージや、モテる男子になるためのアドバイス、20代の頃に訪れた篠原さん自身の仕事への意識の変化などを聞きました。
体当たりな挑戦をしたかった
――まずは本作のオファーを受けようと思われたときのことを教えてください。
篠原涼子(以下、篠原):もともとNetflixのファンだというのもありますし、ちょうど地上波では難しいことに挑戦したいという気持ちになっているときにお話をいただいて、「ぜひやらせていただきたいです」と参加しました。刺激的な描写のある作品ですが、特に抵抗もなく、逆に体当たりな挑戦をしたい気持ちでした。
――いろんな妻たちが登場しますが、同時にパートナーや妻たちが出会う男性たちのエピソードも面白いです。篠原さんが特に気になった登場人物はいますか?
篠原:藤森慎吾さんが演じた、自分の妻を後輩に「お前、頼むぞ」みたいにして目の前でキスさせようとして興奮するみたいな夫、あれは曲者だなと思いましたね。でもそういうところが『金魚妻』って面白いなと。まあ、どれも面白いんですけどね。
ドラマのほうは原作とはまた違うスパイスが入っていて、いい意味で心情的なものや悲しみとか、セクシャル的なものだけじゃなくて、きちんと個々の思いが描かれているので、幅のある、深い作品だなと感じました。
年下男子には母性が出ちゃう
――さくらにとっての運命の相手である春斗は、年下男子でもあります。篠原さん個人は、年下男子というとどういうイメージを抱きますか?
篠原:うーん、年下も年上もあまり気にしたことがないんですけど、でもやっぱり年下というと、可愛らしくて親みたいな感覚で見ちゃうかなと思います。母性が表れちゃうというか。自分にも息子が2人いるので、なんか母親みたいな感覚になる気がします。
――子どもとして見てしまうとのことですが、それでも大人の女性である篠原さんから、20代くらいの男子に、こういう男性は女性が惹かれますよというポイントをいただけるなら?
篠原:えー、そんな評論家みたいな(苦笑)。20代くらいというと、遊びたい盛りでしょう。「いっぱい遊んでおいたほうがいいと思います」としか言えないかなぁ。そうしたほうが30代、40代になったときに落ち着くし、恋愛に限らず、遊ぶことも、いわゆる社会勉強全般に言えるかな。
仕事に関しても、出会う人たちといっぱい対話したり、刺激をもらったり。20代はそういう経験をたくさんしたほうが、大人になってからモテるんじゃないかと思います。