マッチングアプリで人生激変!戸惑いながらも出会いを求めた24歳男性の奇跡
勇気を出して出会いを求めることが、幸せを手に入れる近道であり可能性を高めることは間違いありません。誰もが気軽に出会いを求めることができるマッチングアプリは危険な面もある反面、勇気を後押ししてくれる神アイテムのひとつでもあります。
話を聞かせてくれた井田信也さん(仮名・24歳)も、マッチングアプリだったからこそ勇気を出して出会いを探すことができた1人です。
大好きなアニメや映画をプロフィールに
井田さんは、中学のときに担任との折り合いが悪く不登校に。頑張って高校認定試験を受け大学に入るも、人とうまく馴染めず中退しています。
「大学を中退して2年ほどは、引きこもりのような生活を送っていました。マッチングアプリの広告なんていつもなら流し見するのに、その日は、なぜか目を留めてしまったんです。
女性と付き合いたいという気持ちはありましたが、『自分なんか…』という思いが常に付きまとっていました。でもそのときは、お酒の勢いもあり戸惑いながらも登録したんです」
かなり勇気も振り絞ったそうですが、お酒の勢いもなければ絶対に登録できていなかったと井田さん。「どうせ登録するなら」と、プロフィールには大好きなアニメや映画について詳細に書き、自分自身を包み隠さずアピールします。
メッセージの文面に優しさが溢れて
「でも、内容がマニアックすぎたのか、女性からはまったくアプローチがありませんでした。そしてそのまま、マッチングアプリの存在自体も忘れかけていた頃、『樹奈(仮名・24歳)』という女性からメッセージが届いたんです。アイコンが好みだったこともありますが、メッセージの文面にやさしさがあふれていて、よい印象を受けました」
井田さんの書き込んだアニメや映画に樹奈さんが興味を持っていたこともあり、2人はすぐに意気投合。メッセージのやり取りをはじめます。樹奈さんのアイコンがアイドルのようにかわいらしかったため、はじめは美人局か恋愛詐欺に引っ掛かって騙されるのではと不安だったとも。
「でも、会うという話になるとなぜかはぐらかされてしまうし、マッチングアプリが雇っているサクラなのかも? と思ったこともありました。でも樹奈とのやり取りはとても楽しかったし、僕の生きる希望になっていたんです。なので、会うことは半分諦めて、そのあと1年半ほどやり取りを続けていました」