「テレワークってチョロい」と呆れたLINE。昼寝ばかりで仕事をサボる後輩の末路
コロナ禍でテレワークを進めていく会社が増える中、仕事に手を抜く社員に頭を悩ませる会社も多いそう。今回は、テレワークをサボる後輩からのLINEに呆れてしまった男性のエピソードをご紹介します。
テレワークのざんねんな実施
向井雄太さん(仮名・28歳)は都内でシステム開発などをおこなう会社に勤めて6年目。後輩の指導なども任される立場になっていました。そんな中でのコロナ禍。向井さんの会社もテレワークを実施することになったのです。
「部署によっては普段から在宅の人もいたので、割と早い段階でテレワークを進めることになりました。そこで上司から後輩たちのフォローや仕事の状況を把握して、報告する役目を任されたんです。5人のメンバーを割り当てられて、テレワーク中に質問があればそのメンバーが参加するチャットで質問するという方法で後輩を見ることになりました」
向井さんはもともと後輩と関わることが多かったため、気軽に話せる先輩というような立場でした。そのためチャットでも楽しくコミュニケーションが取れ、はじめのうちは順調だったといいます。しかし後輩の一人であるLさんという男性が、徐々に向井さんを困らせていくことに…。
後輩からのLINEに呆れ
Lさんは入社2年目で、仕事も周囲とのコミュニケーションも卒なくこなすタイプでした。少し生意気な部分はあったものの、新しい仕事もすぐに覚えて実績を上げていくため上司や先輩から可愛がられていたそう。
「テレワークが始まって2週間後くらいに、LくんからチャットではなくLINEが届いたんですよね。個人的な相談かなと思ったら『テレワークってチョロいっすね笑』って内容だったんですよ…これは仕事をサボっているなと直感しました。まさか彼も僕が上司への報告役だとは思っていなかったんでしょうね」
向井さんはLさんに勘ぐられないよう「チョロい」の真相を探りました。すると毎朝おこなうWEBでの朝礼を済ませると、その後、二度寝して数時間だけ仕事をしているというのです。呆れた向井さんでしたが、今回注意して態度を正せば上司への報告はしない方向で考えていました。
しかし、注意するLINEへの返事は「先輩真面目すぎっすよ~手を抜けるとこは抜かないと笑」というもの。さらに呆れる向井さんでしたが、数日様子を見ることにしました。