永瀬莉子、注目の若手女優が抱く野心「日本を代表する女優になりたい」
若手俳優として活躍中の永瀬莉子さん(19・@rico_nagase_)が、10月8日より全国公開されている劇場アニメ『神在月のこども』に出演しました。
“この島国の根”と書かれる島根・出雲の“神在月”を描き、出雲へ駆ける少女の旅を描くロードムービーで、永瀬さんは主人公カンナの親友であるミキ役をナチュラルなボイスアクトで好演しています。
永瀬さんは「ミスセブンティーン2018」に選出され、2019年『ココア』(フジテレビ)でテレビドラマ初出演にして主演。2020年にはAbemaTVのドラマ『17.3 about a sex』にも主演し、2021年は映画『藍に響け』にも出演するなど、いまもっともブレイクが期待される若手女優の一人です。
デビューしてからこれまでの約3年間を振り返ってもらいつつ、仕事で苦悩する同世代へ投げかけたいメッセージまで聞きました。
上京から3年「どんどん吸収していくスタンスで」
――モデルに俳優、声優と着実に活躍の場を広げている印象がありますが、東京での芸能活動はいつ始めたのですか?
永瀬莉子(以下、永瀬):高校2年生のときに広島から上京しました。大学に入るタイミングで上京しようと思っていたのですが、お仕事をする機会が増えたので時期を早めたんです。高1年生いっぱいは広島にいて、2018年に芸能活動を始めたので、今年で3年目になります。
――当時思い描いていた、なりたい自分にはなれましたか?
永瀬:いろいろなことにチャレンジをしたいと思ってお仕事をしていて、現場でたくさんのことを学ばせていただいて、仕事の魅力により気づけた瞬間がたくさんあります。まだまだ完成形にはほど遠いですが、これからもどんどん吸収していくスタンスは、変わらず続けていきたいなと思います。
雑誌モデルのオーディションがすべての始まり
――今回で言うと、声優ですよね。初めてで不安ではなかったですか?
永瀬:そうですね。でも、お話をいただいたときに絶対に挑戦したいと思いました。たとえ今までにやったことがなくても、やらないことで後悔したくなかったです。声優に初めて挑戦してみてよかったと思っています。
――そういうふうに考えるようになったきっかけは?
永瀬:わたしがこの仕事を始めるきっかけは雑誌『Seventeen』で、あのとき『Seventeen』のオーディションを受けてみようと思って行動してよかったなと今でもすごく思うので、行動力の大切さは自分の中で意識しているところです。