毎月「星野リゾート」系列に泊まる25歳夫婦、月収各20万で全施設制覇をめざすワケ
手取り月収がそれぞれ20万円の20代夫婦が、毎月「星野リゾート」を満喫。
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そんなコンセプトを掲げる夫婦共同のインスタグラムアカウントがあります。その名も、つきとほし(@tuki__to__hoshi)。フォロワー数は現在、約3万人です。
共働きでたがいに同い年の25歳。仕事の忙しさを癒やしてくれるのは、一度は宿泊したいと憧れる人も多い、星野リゾートの“全施設制覇”を目指すライフワークだといいます。
仕事と息抜き、さらには副収入の三拍子を揃えた日々の生活について、つきとほしの夫・Yさんに聞きました。
初めて足を運んだときの衝撃が大きかった
――毎月星野リゾートへ宿泊しようと、ある種のライフワークを持ったきっかけは?
つきとほし:そもそもは大学3年のとき、当時付き合っていた妻と青森にある星野リゾート系列の施設「青森屋」へ宿泊したのが最初でした。妻から初めて「行ってみたい」と言われたときはまったく知らず、足を運んでみたら、ハマってしまって。
それから、学生時代は長い休みのときや卒業旅行には必ず泊まるようになりました。3年前に社会人になってからはお金の余裕も生まれ、おたがいシフト制の仕事に就いているので、休みを合わせて定期的に行くようになりました。
――とはいえ、他にもリゾートホテルやその手の旅館はありますよね。他のブランドではダメでしたか?
つきとほし:ダメなわけではなく、私も妻も他のリゾートホテルには泊まったことがないので、最初の衝撃がより大きかったのかもしれません。ビジネスホテルと違い、宿の中で1日中過ごせるほど施設が充実していて、ご飯もおいしく、何でも体験できたのは、今でも強く覚えているので。
“期待を裏切らないこと”が大きな魅力
――ある種、すり込みのような。つきとほしさんの人生に衝撃を与えた、星野リゾートならではの魅力は何でしょう?
つきとほし:いろんな楽しみ方があるんですよ。旅館でも比較的高級な「星のや」と小規模旅館「界」ではコンセプトが違い、それぞれの場所で、土地柄を生かした料理やイベントも楽しめます。
とにかく、どこへ行っても一定のクオリティが担保されているんです。場所によって特に「また行きたい」と思う施設もたしかにありますが、それぞれの差は微々たるもので、基本的にはどこでもリピートしたくなります。初めて足を運んでもマイナスの評価を付けたくなる施設もないですし、期待を裏切らないのが大きな魅力だと思います。
――インスタグラムでも星野リゾートファンとして積極的に情報発信してますよね。なぜ、みずから伝えようと思ったんですか?
つきとほし:じつは以前、同じ職場にフォロワー10万人超のインスタグラマーが勤めていて、感化されたのはひとつのきっかけでした。「高級ホテル」という大きなくくりでの情報発信アカウントはあったけど、どこかのブランドに特化したものは見当たらず、狙い目かもと思って。
もちろん、星野リゾートを好きな気持ちがあるのは前提でしたけどね。昨年、コロナ禍で自宅待機となった時期から僕が更新するようになりました。