俺の歌どう?友人からLINEで届く“カラオケ音源”が毎回気まずい
歌が上手い人、そうでない人、どんな人でも歌を楽しめるのがカラオケです。そんなカラオケを趣味にしている中には、他人に聞いてほしいという意見もあるでしょう。今回は、そんなカラオケについてちょっとした悩みを抱えていた男性のエピソードをご紹介します。
カラオケ大好きな友人
学生時代から就職した今でも付き合いのあるKさんという友人がいる後藤祥太朗さん(仮名・26歳)。Kさんは学生時代からカラオケが大好きで、今でも趣味として1人でカラオケに行っており、後藤さんが誘われることもありました。
「僕はそんなにカラオケが好きではないので、そこまで頻繁に誘われないんですが何度か一緒に行ったことはあります。ただ、Kは正直、お世辞にも歌が上手いとは言えないんですよ。本人は自覚していないみたいでしたが、楽しそうに歌っているのでそこまで気にしていませんでした」
そんな歌が大好きなKさんは、難しい歌にもどんどんチャレンジするタイプで、できればそれを誰かに聞いてほしいというタイプでした。
送られてくる音源
友人の趣味について特別何か感じたことはなかった後藤さんでしたが、ここ最近になってその趣味によって困ることが起きていました。その原因は、Kさんから送られてくるLINEだったのです。
「LINEの音声を送る機能ありますよね。あれでKがカラオケで歌っているときに録音をして送ってくることが増えてきたんです。それで『どうかな?』って感想を求められるんですよね。でも素直に『上手い!』とは言えず、なんとなくずっとごまかしていました」
1人でカラオケに行っては自分の歌を録音して後藤さんに送ってくるKさん。なんとかいろいろな言葉を使ってポジティブな感想を送っていましたが、何度も送られてくると流石に褒め言葉も尽きてしまい、後藤さんは困っていました。
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