死んだはずの奥さんが店に…真夏の不動産恐怖体験/#全宅ツイ
夏の風物詩と言えば怪談。
事故物件と因縁深い不動産業界には、オカルトめいた噂話も存在するのではないでしょうか。
そこで不動産業界団体「全国宅地建物取引ツイッタラー協会」(全宅ツイ)会員に不動産恐怖体験エピソードを披露してもらいました。
case1:戦慄!死者が蘇るテナント物件
「大家業というのは人が生きて死ぬスペースを貸す商売ですから。そりゃ長年やっていると色々なことが起こりますよ」
こう語るのは、不動産賃貸業を営む「どエンド君」(@mikumo_hk)さんです。自らの所有物件で遭遇した不思議な出来事について、次のように話します。
今週のSPA!は『死ぬまで働く入門』読者と一緒に高齢化し続けてきたSPA!が、いよいよ夢みたいな副業や一攫千金を諦めて、死ぬまで働いて孫にいいランドセルを買ってあげようみたいな特集を始めたぞ…。 pic.twitter.com/NKZfQU6w5c
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2018年7月25日
「とある店舗物件での話です。そこでは職人気質で無口なお父さんと、ふくふくとしたお母さんの夫婦で飲食店を営業してました。食べログの点数こそ壊滅的でしたが、料理の盛りが半端ないので、近隣オフィスの欠食児童のようなサラリーマンの胃袋をガッツリ掴んでいる様子でした」
そんな繁盛店がある時期から家賃が滞納気味となり、ついには1か月まるごと入金が遅れる事態に。督促のためどエンド君さんが電話したところ、ご主人から予想外の事実を告げられます。
最愛の奥様がガンで……号泣する店主
「……実はずっと、カカアの具合が悪くて。医者に連れて行ったけど末期ガンで手遅れで……。ウッ、俺がずっと店に立たせたばっかりに、ウゥ」
普段の強面な様子から想像できないほど電話口で泣きじゃくったとのこと。
最愛の奥様をガンで亡くしたショックが電話越しに伝わってきたといいます。当時の心境をどエンド君さんはこう振り返ります。
「自主管理でやってると、こういう時がつらいですよね。その時はご主人の心中を察して『清算はまた落ち着いてからにしましょう。お店は原状回復せずにそのまま引き継いでもらえるところを探しますので』と伝えて電話を切りました」