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せやろがいおじさんが明かす「某所からの出馬要請」と、それを断った理由

暮らし

 沖縄の美しい海をバックにあらゆる社会・時事問題に鋭いツッコミを、赤いふんどし姿で入れる姿が話題を集める「せやろがいおじさん」。

 現在、初の著書となる『せやろがい!ではおさまらない~僕が今、伝えたいこと聞いてくれへんか?~』(ワニブックス)が発売中のせやろがいおじさんこと、お笑いコンビ「リップサービス」の榎森耕助さん(33)にリモートインタビューを敢行しました。

せやろがい

せやろがいおじさんこと、お笑いコンビ「リップサービス」の榎森耕助さん(33)

 もともと教師になりたかったけれど、勉強は嫌いだったという榎森さんに、前回のインタビューではデビューのきっかけなどを聞きました。今回は、お笑い芸人だからこその社会問題へのSNS発信や、これまで影響を受けてきた人、指針にしている言葉、政治家への要望などを聞きました。まさかの「出馬要請」話も――!?

教師に憧れるも。勉強は大っ嫌い

――榎森さんは、もともと教師になりたかったそうですが、根っこでは勉強が好きだったのでしょうか。

榎森耕助(以下、榎森):いや、僕、ホント勉強は大っ嫌いなんです。というか、やらねばならんという感覚が嫌いなんですね。今はやりたいことをしている。動画を発信していて、僕の意見をなるほどなと言ってくれたり、応援してくれる人がいるのも嬉しいですし、発信することでいろんなことを教えてもらう機会があったり、人と繋がる機会も増えました。

 何かおかしいと思ったことを発信したいし、そのためには知らなきゃいけないこともある。勉強という感覚はないです。発信するために必要な情報を集めている感じ。

――受け手の反応が見たいからでしょうか。

榎森:それもありますが、いろいろ調べていくと専門家の方と繋がれることがあるんです。そこで得た、「そうなんや! こういう意見もあるのか、知らんかった」という感覚をシェアしたいという気持ちが大きいですかね。

しんどくなったらすぐ休む

せやろがい

リモートインタビューに応じる榎森さん

――動画への反応の中には負のものもあると思います。モチベーションが落ちることはありませんか? まだまだ「いろいろ出したい!」というパワーが強い?

榎森:落ちることもありますよ。いろんなことを発信していても、なかなか変わっていかないとか、積み残した課題だけがどんどん増えていって、また新しい問題が出てきたりと、しんどくなるときはあります。でも社会とか政治の問題って、鮮やかに解決することなんてないし、だからしんどくなったらすぐ休む。

――しんどくなったら休むというのは、みんなに言えるアドバイスですね。

榎森:2日間くらい、食っちゃ寝する。それも大切。必要です。

せやろがい!ではおさまらない

せやろがい!ではおさまらない

社会問題や政治の話はもちろん、せやろがいおじさんが思うネットや人との関わり方について…全192ページにわたって「せやろがいおじさんが今伝えたいこと」を詰め込んだ1冊

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