初の5G対応「iPhone12」が発表。価格・性能とも攻めたモデルに
米アップルは日本時間10月14日午前2時、公式サイトにて、新製品発表イベント「Apple Event」を開催しました。高速通信規格「5G」に対応した新型スマートホンiPhone12や家庭用スピーカーの新製品Home pod miniについて発表しました。順を追ってみていきましょう。
小さいけれど侮れない「Homepod mini」
最初に発表されたのが、事前に噂されていた家庭用スピーカーの新作Homepod mini(11月6日予約開始 11月16日発売)。従来のHome podの円柱型から、球形でよりコンパクトなサイズになっています。価格は1万800円(以下、税別)と。従来の3万2800円から2万円以上も値下げされました。
Apple Watch Series5などに搭載されているS5チップを搭載し、音量をリアルタイムでの最適化する「コンピュテーショナルオーディオ」を実現。また、音楽再生中のiPhoneを近づけると、自動で引き継ぐ機能だけでなく別のHomepod、iPhone、iPad間での通話を可能とする「インターコム」機能も搭載。
スマートスピーカーとしての機能も拡充しており、手に取りやすいだけでなく、音質機能ともに攻めたモデルとなっています。
「iPhone12」はミニサイズも登場
目玉となったのが、高速通信規格「5G」に対応した新型iPhone12の発表です。スタンダードモデルのiPhone12(8万5800円~)のほか、基本性能はそのままに画面が5.4型のミニサイズになったiPhone12 mini(7万4800円~)、そして6.1型のPro(10万6800円~)、これまでで最大となる6.7型のPro Max(11万7800円~)の4モデルが発表されました。
日本ではNTTドコモ、ソフトバンク、KDDIがネットワークをサポート。2020年4月にキャリアとしてのサービスを始めた楽天モバイルは、iPhone発売キャリアにはなりませんでした。予約開始日、発売日はそれぞれ以下のようになっています。
iPhone12、iPhone12Pro:10月16日予約開始、10月23日発売開始
iPhone12 mini、iPhone12Pro Max:11月6日予約開始、11月13日発売開始