全英が熱狂!? 非FIFA加盟国による“もう1つのW杯”を現地ルポ:観戦2日目
CONIFA(独立サッカー連盟)とは、民族的マイノリティや未承認国家など、さまざまな理由でFIFAに加盟できないチームのことで、2018年の大会が5月31日~6月9日で行われています。
前回はイギリスのロンドン近郊より6月2日に観戦したCONIFAサッカーフットボールカップの模様をお伝えしましたが、今回は翌日3日に観戦した模様をお送りします。
6月3日はHaringey Borough FCのホームスタジアム、Coles Parkでの観戦です。
スタジアムまでは地下鉄とバスで30分
前日訪れたスタジアムのホームであるEnfield town FCと同じリーグ(7部か、8部相当。日本で言うと都道府県リーグクラス)に所属するクラブで、この日に実施される大会は当会場の2試合のみであったため、訪問することにしました。
ロンドン中心部から地下鉄とバスを乗り継いで約30分。メインスタンドは昨日訪れたEnfield town FCのスタジアムより小振りで、1階の選手控室と2階の小さな客席しかありません。
臨場感抜群!アルコール片手に観戦
メインスタンド以外は立ち見になりますが、サッカー専用のためピッチが近く、臨場感は抜群でした。
メインスタンド裏にバーがあり、このスタジアムでもアルコールを片手に観戦ができます。生ビールの価格は3英ポンド、約450円で昨日より1ポンド安い価格でした。スピリッツやリキュールが多く並び、カクテルも楽しめます。
ロンドンは物価が高いと言われる通り食事の値段は日本より高かったのですが、ビールは日本より安価でした。チケットは事前のネット購入で11英ポンド、約1600円です。
購入時にCONIFA加盟チームの中から1チーム選択し、チケット代のうち1英ポンド、約150円が選択したチームに寄付される仕組みです。当日券であれば12英ポンド、また公式ガイドブックは5英ポンドです。