bizSPA!フレッシュ

月収200万円「会社員×筋トレの動画で稼ぐ」27歳の副業論

コラム

 今やサラリーマンでも副業が当たり前の時代になってきている。とはいえ、本業をしながら副業で効率よく稼ぎたいとブログや動画投稿を始めてみても、ほとんどの人が挫折して辞めてしまう。

副業

画像はイメージです。(以下同じ)

 そんななか、人材大手リクルートで営業職3年目の中川晃雄さん(27歳)は、趣味の筋トレを活かした副業で、現在の収入は月200万円を超えるという。

 その内容はブログやYouTubeチャンネル「AKIOBLOG」の運営、さらに2019年7月に立ち上げたコーチングとボディメイクの会社の経営など多岐にわたる。そんな中川さんの「本業と副業のワークバランス」「マルチタスクの仕事術」まで成功のコツを聞いた。

「筋トレ」をテーマにしたブログ運営

――まず副業を始めたきっかけから教えてください。

中川晃雄(以下、中川):最初は会社に入って間もない頃に趣味の筋トレをテーマにしたブログを立ち上げて、僕が使っているプロテインなどを紹介して、アフィリエイトで稼ぎ始めました。

 それからブログでオンラインのパーソナルトレーニングを募集したら、数人の応募があった。今までは他人に商品を紹介するアフィリエイトブログを運営していましたが、見せ方を変えていけば自分を商品として売れるんじゃないかとその時、思ったんです。

――会社には副業のことは伝えていました?

中川:リクルートは副業OKなので、入社したときから報告していました。社会人2年目にはブログで月20万円は稼げるようになった。自分の好きなことをやりたいし、専念したらもっと稼げるんじゃないかって、一度会社を辞めようかなと思ったこともあります。

ブログからYoutubeに移行

リクルート

リクルート社員の中川晃雄さん

――辞めずに踏みとどまった理由はなぜですか。

中川:ただの筋トレ好きにならないためです。ファンの方は「会社員でありながらボディメイクの仕方をブログで発信している自分」についていた。会社を辞めたら、筋トレ一本になるし、それだと収益を伸ばせないと思ったんです。

 そのタイミングで出合ったのが「YouTube」でした。『動画2.0』(明石ガクト・幻冬舎)を読み、これからは動画の時代がくると確信しました。当時、ユーザーもブログからYouTubeに流れていて、ブログだけだと売り上げが厳しくなるのは目に見えていた。

 またYouTubeの筋トレ動画を分析すると、サラリーマンしながら筋トレしている人はいなくて、その枠は空いているなと思ったんです。

おすすめ記事