1杯6000円、話題の“金箔ラーメン”のお味は?売れ行きも聞いてみた
こんにちは、ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員、麺すすり子です。日刊SPA!で「麺すすり子のラーメン巡礼」を連載しています。
突然ですが、みなさん、ラーメン一杯に出せる金額っていくらまでですか? 一般的にラーメン屋さんの価格設定には「1000円の壁」があると言われています。
しかし、世の中には私たちの想像を遥かに超えてくる価格のラーメンが存在するのです。今回すすり子がいただくのは、1000円を遥かに上回るラーメンです。その名も……
「“金箔”ラーメン 6200円」
高値の理由は一瞬で理解です。それにしても、なんでそんなラーメンを作ったの? どんなお客さんが食べるの? 溢れ出る疑問と好奇心を抑えきれず、麺すすり子が実食・直撃取材いたしました。
店舗限定。“金箔”のプレミア感にビックリ
こちらが今回取材するラーメン屋さんです。ご存知の方も多いでしょう「ずんどう屋 新宿歌舞伎町店」です。姫路発祥の背脂系濃厚とんこつらーめんのお店。西は広島、東は東京まで広がる大有名店です。金箔ラーメンが食べられるのは心斎橋店・新宿歌舞伎町店・京都三条店の3店舗のみ。プレミア感に期待が高まります。
早速、店内に入ります。食券機を確認すると、あります「金箔5000円」。金箔はトッピングなんですね! 価格構成比はトッピング5:ラーメン1なので、ラーメンがトッピングですネ?(違う)
今日の私はカネに糸目をつけないので、もちろん全部のせラーメン(1200円)です。これに追加で「金箔5000円」の食券を買います。これまで数え切れないほどのラーメンを食べてきましたが、初めて食券を渡すという行為に緊張を覚えました。
「金箔らーめん入りました~!」とかは言われないので大丈夫です。
ついに新感覚の“金箔ラーメン”と対面
待つこと5分。「お待たせいたしました~」の声が右後ろから聞こえました。ついに金箔ラーメンと、“ご対麺”!!!!!!
………。あれ?
すかさず店員さん、「こちらかけて召し上がってください。全部かけちゃって大丈夫です!」
なんと…金箔は後がけ…!
自らこのラーメンを黄金に染めていくのですね…。新感覚のラグジュアリー体験です。
かつお節のようなエアリー感で器の外にも飛び散る5000円に、すすり子、軽く動揺します。