海外就業で成功するために必要なのは「日本人と仲良くなること」
こんにちは! 株式会社UZUZキャリアカウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント有資格者の中村慎吾です。
ざっと自己紹介をします。僕はアメリカの大学卒業後、新卒でラーメン屋に就職し、3食ラーメンを食べる日々を過ごしていました。
しかし、休みの日に店長から「お前、今日も寝てるんだろ? 卵買ってきて、店手伝って!」と言われ続けることに辟易としたので退職。「次は海外だ!」と、単身インドに飛び立ち、現地の旅行会社に就職しました。
ここでは3食カレーを喰らい、同僚のインド人とわけもわからぬ仕事を自転車操業のごとく進めていました。が、ある日ふと、同僚と首都デリーに落ちる夕日を見ながら「金がたまんね~な~」と感じてしまい、帰国。
名古屋に拠点を移して、旅行会社の添乗員として、おじいさんとおばあさんと旅行三昧の日々を送ります。
そんなある日、出雲大社観光からの新幹線の中で、大学の同期から「一緒に仕事しよう!」と誘ってもらい、その場で承諾! ようやく今の会社に腰を落ち着かせて仕事ができるようになりました。
海外就業・生活で成功するために必要な行動
このように良い意味でインパクトある経歴は、僕の現在のキャリアカウンセラーの仕事にとても役に立っています。「海外で働きたい」「英語を活かしたい」「外資系で働きたい」という20代の求職者には、そうした経験を踏まえてよく説明しています。
今回の記事では「海外で働きたい」と思っている人に、アメリカ(留学)~インド(仕事)の計6年間の海外生活を通じて感じた「海外就業・生活で成功するために必要な行動」について書きたいと思います。
まず伝えたいことは、海外旅行と海外就職・生活は、天と地ほど違うということです。何が一番違うかというと「生き抜くために情報」を自ら取りにいかなければならないことです。
たとえば語学や文化を学びたい、磨きたいという目的で、海外で暮らそうとすると「(語学勉強と関係ないのに)そんな泥臭いことしないとダメ?」と感じてしまいます。語学を学びたい、文化を学びたいという人は海外生活・就職ではなく、旅行・ワーキングホリデーを利用したほうが満足がいくはずです。
生き抜くための情報を得るにはどうすべき?
では、生き抜くための情報はどうやったら獲得できるのか。それは「日本人コミュニティにしっかり顔を出す」に尽きます。これは僕がアメリカで生活していたときも、インドの現地の旅行会社で働いていたときも感じたことです。
極端に聞こえるかもしれませんが、海外就職・生活で日本人と関わらないと、ビジネスでは成功できません。海外で就業・生活するからこそ、同じ日本人たちと交流を深めるべきなのです。
海外で日本人と仲良くなるべき理由は、下記の2点です。
1:SNSより情報の流通が早い
2:決裁者が多く、ビジネスが早く動く