「性格悪い人限定飲み会」主催で話題、 32歳社長は妻からの小遣いで起業!?
“お小遣い”生活から一転、起業へ
――個性的な住民が多そうですが、揉め事はなかったのですか?
佐藤:僕がシェアハウスでは暮らしていなかったこともあり、施設管理問題や近隣住民との問題も起こって、結局1年半で閉業しました。トラブル対応に追われる日々だったので、閉業時はほっとした面もありました。
同時に、揉め事を他人のせいにして責任を逃れようとする自分の弱い部分にも気付かされ、それは今の「自分がすべての結果の“源”」という考え方にも繋がっています。
――「お小遣いで起業した」と聞きましたが、本当ですか?
佐藤:それもありますが、結婚当初で少額のお小遣いの他にも、自力の資金集めが必要でした。なので、まず自己アフィリエイトを使って元手10万円を集め、そこからフリマアプリなどから仕入れた製品を大手通販サイトで販売して、起業資金を集めました。
――どれくらいの金額が集まりましたか?
佐藤:3か月で100万円を稼ぎました。家電中心の販売で、特にスマホなどは利率が高かったです。ちなみに、その頃にはお小遣いもアップして、月1万5000円になりました(笑)。
― 特集・ミレニアル世代の起業家たち ―
<TEXT/上山ヨーコ>