吉本実憂、アイドル活動を振り返る「実はあまり得意ではなかった」
「一生女優でありたい」という気持ち
――吉本さんは、当初から女優業をやりたいという意識が強かったように思います。映画デビュー作で主演を務めた『ゆめはるか』(’14)の舞台挨拶の際には、プレートに「一生女優」と決意を書かれました。今も変わりませんか?
吉本:そのときはそう決めていましたね。でも今なら、「一生女優でありたい」と書きます。ちょっと謙虚になりました(笑)。人生には何が起こるか分からないし、自分の中で何かが変わって、突然辞めるかもしれない。もちろん今その可能性はないですけど、でも生きていればそうしたこともあるかもしれない。自分の実力不足で役が来なくなることだってある。
――経験を積んだからこその変化ですね。
吉本:そうですね。でもやっぱり自分は表現が好きだから、見守ってくれる方や、ファンの方、見てくれる方がひとりでもいる限りは続けていきたいと思うんです。だから「一生女優でありたい」と思っています。
最近見つけたリフレッシュ方法とは?
――お忙しい毎日だと思いますが、何をしてリフレッシュしていますか?
吉本:以前から家で筋トレはしていたのですが、ついにジムに通い始めました。筋トレとランニングマシーンと水泳、この3つは絶対にしています。無心になれてすごくいいです。このリフレッシュ法が見つかっただけで、ちょっと成長した気がしています。
――リフレッシュ法があることは、大きいですか?
吉本:ひとつでも、仕事や日常から解放される場所があるのは大きいと思います。それが友達だったり、恋人だったり、家族の存在だったりという人もいると思いますが、体を動かすのは、すごくおススメです。頭を空っぽにできますし、痩せますし(笑)。誰でも何かしら絶対にあるはずです。私も4年くらいかけてやっと見つけました。そのためにはいろんな人と会話するのも助けになると思います。