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400人を束ねる「スゴ腕UberEats配達員」に聞く、今から稼ぐ方法

コラム

配達員としてのコツをつかむまで

 ベテラン配達員たけさんも最初は稼ぐために苦労したようです。その状況からどうやって抜け出したのでしょうか。

「私は地図を作ったり、自分でお店を探したりすることを楽しめました。ですが、楽しめない人だとつらいかもしれませんね。1日や2日やってみて稼げないと、すぐに辞めてしまうほうが多いのが現状です。

 ある程度、コツをつかむことができれば、安定して稼げるようになるのですが、配達員としてのコツをつかむまでには少なくみても1か月くらいはかかると覚悟したほうがいいですね」

 ちなみに、たけさんによれば「おすすめの配達地域は飲食店が多い六本木や麻布十番」とのこと。

学生に起業家…配達員はどんな人がいるか

UberEats

サラリーマンが副業としてやっていることも多いですが、学生さんや起業を目指している駆け出しの起業家もいる

 また、「ウーバーイーツは距離によって報酬が上がる方式なので、自転車よりも長距離を任されることが多いバイクや原付を使って配達するのがおすすめ」らしいです。

 たけさんはウーバーイーツ配達員として働くだけでなく、配達員に役立つ情報をまとめたブログの運営、400人を超す配達員同士のLINEグループ設立、このグループを活用した新たな事業を手掛けるなど、活動の幅を広げています。そもそも自身はどんなきっかけで始めたのでしょうか。

「もともと私はテレビのADとして働いていました。退職後、ファイナンシャルプランナーの試験勉強の合間に始められる仕事としてウーバーイーツ配達員として働き始めたんです。働く時間も自由に決めることができますし、会社員やアルバイトみたいに決まりはありません。上司にとやかく言われることもないです」

 そもそもウーバーイーツ配達員はアルバイトではなく、ウーバーと直接契約を結び、個人事業主として働きます。そのため、完全に個人の裁量によって収益が決まる、つまりは働いたら働いた分だけもうかるという仕組みになっています。

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