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売上ゼロで上場!? 会計士が見た“ヤバいベンチャー社長”列伝<異色対談>

ビジネス

若い人が新しい会社で雇用をたくさん作ってほしい

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ボヴ:今は大手広告代理店も総合商社も、大企業なんでそういうイキる人材が行っても行かなくても、事業が回転するようにできてる。

 なので、優秀な人らが自分で何かを始めると、これからの日本にインパクトを生むんじゃないかと。僕らの世代にはなかった流れなので、若い人には期待しています!

――たにやんさんは今は、どんな若者が起業に向いていると思います?

たにやん:本当、ボヴさんも仰ったように、今は優秀で地に足の付いたようなしっかりした考えを持った方も起業したり、ベンチャーに目を向けるようになっていますね。

 制度疲労を起こして中高年が滞留してるような会社も多いですから、若い人が新しい会社で雇用をたくさん作って、経済を回して、誰もが各自得意分野や能力を活かして、いろいろなところを行き来できるような世の中になればいいなと思っています。

――なるほど、心強い言葉です。本日はありがとうございました!

<取材・文/栗林篤 撮影/井野祐真>

【ボヴ】
公認会計士。零細会計事務所と弱小監査法人を経営しながら、ベンチャー企業の社外役員をさせていただいたり、M&Aにいっちょかみさせていただくことで、ご飯を食べています

【たにやん】
新興上場企業でIRや開示、資金調達をしたり、業績が傾いた会社に呼ばれて管理会計と資金繰りに四苦八苦したり、不祥事の後始末をしたりするお仕事をしてきました。今は会計分野にとどまらず、企業の管理周りの何でも屋さんをやっています

元IT企業のサラリーマン。株主優待と家賃収入で細々と暮らすフリーライター。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』がある

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