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「30代には絶望しか待ってない」俳優・三浦貴大、若者へ独特すぎる一言

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お客さんが観て感じてもらうことが一番

三浦貴大

三浦貴大さん

――ありがとうございます(笑)。逆説的ですが、力強いですね。

三浦:辛いこともあるとは思いますが、20代のほうがいいです。なので、今を全力で楽しんでください!

――雅哉は三浦さんにとっても監督にとっても、希望の存在だったとお話されましたが、観客にはどう受け取ってほしいですか?

三浦:せっかくの映画作品なので、勝手に受け取ってくれればいいなと思います。こちらのメッセージというよりは、お客さんが観て感じてもらうことが一番なんじゃないかと。

 あえて言うなら、生きている人に目を向けてほしいです。家族のことや友人のこと、あいつ何してるのかなという思いが、少しでも頭を過ぎってくれたら、僕としては十分です。

<取材・文・撮影/望月ふみ ヘア&メイク/KEN(RIM) スタイリング/浦井宏美>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

【公開情報】
』は新宿バルト9ほかにて公開中
(C) 映画「栞」製作委員会

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