20代からのハゲ防止、最新サプリと“一番髪にいい食べ物”
遺伝性のハゲも覆せる「飲む育毛剤」とは
――薄毛で悩む人たちにおすすめのサプリはありますか?
久保田:ビュリクシールという、抜けの毛予防にも効果的な新素材が配合されているものです。「飲む育毛剤」と呼ばれていて、6種類の天然成分を配合した100%天然オイルなので、副作用もなく男女ともに飲むことができます。
これまでは医療機関専売だったのですが、ビュリクシールと血管の健康をサポートするヒハツエキスを配合した「SHEE(シィー)」というサプリメントが、今年一般発売販売されました。1日4粒飲むだけでいいので簡単ですよね。
――そういったサプリを飲むのに、効果的なタイミングはありますか?
久保田:寝る前です。前回も話ましたが、寝てから3時間以内に成長ホルモンなどが一気に出るので、サプリの効果を最大限活かそうと思ったら寝る前に飲んでください。
――サプリに限らず、毛活はどれくらいの期間続けるべきですか?
久保田:最低でも1年。絶対に長いスパンで考えたほうがいいです。私の家はもともと白髪家系で、私も白髪が多かったのですが、ビュリクシールを飲んで1年でほとんど目立たなくなりましたね。
髪の栄養は体の内側から送り込め!
――髪に栄養素が足りないとどうなりますか?
久保田:髪に栄養が足りないと毛穴から1本しか毛が生えてきません。正常な毛根を観察すると、ひとつの毛穴から2、3本生えているんです。栄養が足りないと、1本育てるのがやっとで頭皮がまばらに透けてしまいます。
――髪に栄養を与える方法は、外側からと内側からの2パターンあると思うのですが、どちらのほうがより効果的ですか?
久保田:内側から変えてあげたほうがいいです。
――じゃあ、外側からのスカルプシャンプーって効果あるんですか?
久保田::シャンプーはあくまで頭皮をクリーンアップして、日々の汚れと皮脂を落とすだけで、それ以上の効果はないです。育毛剤が入っていたとしても一瞬で洗い流すわけじゃないですか。そんなに影響があるとは思えません。
――確かに言われてみればそうですね。髪の毛にいい食べ物はやっぱり、わかめとかひじきですか?
久保田:結論から言うとそれは都市伝説です。髪の毛に良いという医学的な根拠はありません。おそらく黒々としたイメージでそう言われてるだけじゃないですか。
髪の毛にとって王様的な食べ物は納豆です。男性に不足しがちなミネラル類をたっぷり含み、たんぱく質もあります。女性の抜け毛におすすめなのは、亜鉛やビタミンがとれて、女性ホルモンにも効果があるナッツやプルーンです。
<取材・文/西川未紗>