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「真実の愛なんて…」20代女子が遭遇した“迷言おじさん”が痛すぎる

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彼氏にはなれない、ごめんね

マッチング3

 実際にこの男性は、マッチングアプリを使用して月に1、2回買春をしているそうで、まみさんも「有名私立女子大の子は他の女性より2、3万円高い、君の相場はこのくらいだ」など、聞いてもいないことを言われたとか。

 一刻も早く帰りたかったまみさんですが、庭園を散策してから帰ろうと言われて断れず、渋々付いていくことに。

「行き止まりの池まで付くと、しばらくその男性は遠くを見つめていました。私は彼の後ろで携帯をいじり始めていたのですが、急に振り返り、真剣なまなざしでこちらを見てきたんです。何かと思ったら……」

「僕はもう恋愛はしないって決めているんだ。だから、まみさんの彼氏にはなれない。ごめんね」

“パパ活”勢も普通のマッチングアプリに流入

 まみさんは、もはや呆れて何も言えませんでした。

「何言ってるんだ、ってなりました。そもそも一方的に喋られたから、私はほとんど自分のこと話してないし、一言も付き合いたいとか言ってないんだけど…」

 さすがに我慢の限界で、無言でその場を立ち去ったそうです。

「マッチングアプリは、日常では全く知り合えない素敵な人と出会えることも多いですが、イタい人もいるんだなと実感した出来事でした。最近は“パパ活”勢も普通のマッチングアプリに流入してきていることもわかったので、見極めが重要だとも感じました」

 拡大するマッチングアプリ市場。その分、良くも悪くもさまざまな出会いが待ち受けているようです。

<TEXT/珠葉このか イラスト/中西トモナオ>

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