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【25年前の今日の出来事】女子高生を米兵がひき逃げする事件が沖縄県で発生【国内】

学び

米海兵隊員が女子高生をひき逃げする事件が午前4時半ごろに発生し、女子高生は重体となった。在沖米海兵隊員は飲酒運転で、県立高校3年女子の運転するバイクに追突後、基地内に逃走。女子は、頭を打って意識不明の重体となった。

Q.その後、ひき逃げ事件はどうなったの?

米海兵隊員にひき逃げされた女子高生は約1週間後に死亡。ひき逃げ犯の米海兵隊員は、米軍憲兵隊に身柄を拘束された。逮捕状を取り、取り調べのために身柄の引き渡しを沖縄県警が要求するも米軍当局は拒否。「起訴前に身柄を引き渡す事案」に該当しないという米軍当局の主張だった。日米地位協定(在日米軍基地の使用条件、ならびに米軍人およびその家族の持つ権利に関する協定)では原則、起訴(裁判所に訴訟を提訴する行為)までの間は容疑者を米側が拘禁すると定められている。しかし、1995年(平成7年)10月、日米両政府の合意により、特定の重大事件の場合は、起訴前の引き渡しが可能とする改善が行われた。ただ、米国側の好意的な考慮にゆだねられている状況を問題視する声もある。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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