【25年前の今日の出来事】米大統領不倫もみ消し疑惑で捜査報告書を検察官が一般公開。弾劾訴追の根拠に【国際】
クリントン米大統領と元ホワイトハウス実習生の不倫疑惑に関する捜査報告書の本文を、ケネススター独立検察官がインターネットで一般公開。大統領執務室脇の廊下で行われたオーラルセックスや葉巻を使ったみだらな行為が詳細に描写される。大統領側の弁護士らは、生々しい関係をいくら説明しても、司法妨害や権力の乱用がなかったという事実は変えられない、大統領弾劾裁判の根拠にならないと主張した。
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Q.弾劾裁判って何?
アメリカ大統領を辞めさせる裁判制度。「重大な犯罪および罪過によって弾劾されたり有罪判決を受けた場合は、その職を追われる」とアメリカ合衆国憲法に規定される。下院が調査・審議し、下院本会議で採決されると、弾劾裁判が上院で行われる。出席議員の3分の2以上の賛成があると大統領は罷免となる。クリントン元米大統領の場合、ケネススター独立検察官の報告書を基にした下院の調査・審議の結果、本会議で採決されたため、史上2回目の大統領弾劾裁判が上院で行われた。しかし、最終的に無罪が確定し罷免とならなかった。
[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞