「もう会うのはやめよう」婚活アプリで運命を感じた相手との仲を引き裂いたのは…
ついに公園デートすることに
「でも、それぞれの愛犬とコミュニケーションを取らずに結婚を進めるのは難しいと思っていたので、『このまま引き延ばすなら、今後のことも考え直す』と強訴。私の愛犬パグは大人しく人懐っこい性格だったので、ポメちゃんとも仲良くできるはずと説得しました」
するとS行さんは、「ポメが自宅マンションでギャン吠えしたら困るから、まずは公園デートにしてほしい」と、愛犬ポメに会わせることをしぶしぶ了承。朱里さんは愛犬のパグを連れ、公園でポメと初対面します。
「ポメちゃんからは、予想通りギャン吠えの洗礼を受けました。けれどこれは、想定内。私もパグも、まったく動じませんでした。でも、そのままギャン吠えが止まらず、とにかく吠える。静かに静観しているパグに近づいたり遠ざかったりしながら威嚇します」
その後も距離は縮まらず…
しばらく経っても、一向に慣れる様子はありません。そこで今日はもう帰宅し、今後は徐々に2匹を合わせる時間を延ばしていこうという話になりました。ところが、何度会わせても2匹が仲良くなる様子はありません。
「さらに、徐々に会う時間を延ばしていこうという話になっていたにもかかわらず、S行は『今日はもう…』などと、帰る時間をだんだんと早めていきました。そういったことが何度も続き、ついには次のデートの約束についても言い出さなくなったのです」