「みんな期待してるから」無神経な新郎に怒りのビンタ!結婚パーティーで男性陣が超落胆したワケ
確認しても「まぁ、そこは察してよ」
「確認すると、参加する約20人のうち、ほとんどがSの勤める会社の同僚でした。小学生の頃からSと親友で、私も面識のある男性が1人参加予定とのことでしたが、参加者が知らない人ばかりのため迷っていると言います」
もともと、Sの親友や現在は県外在住の友達、そして伊織さんの友達をそれぞれ招いて食事会をする計画を立てていました。そのため、合コン目的の結婚パーティーなら開いてもらう必要はないと伊織さんは考えます。
「確認のため、『え…それって…?』と遠慮気味に尋ねてみました。でも、『まぁ、そこは察してよ』と、何度聞いてもかわされます。そこで、私には小学校からの親友2人だけしかいないし、うち1人は、かなり遠い県外在住だって知ってるよね?と言いました」
そして、伊織さんが勤める職場は全従業員5人だけの会社で、唯一の女性社員は結婚していることもあらためて伝えます。そのうえで、「Tの会社の人たちは私の友達目当てみたいだけど、そういうのは嫌。私は友達も少ないし、人が多いのも苦手」と何度も言いました。
中止してくれるだろうと安心していた
「真剣に伝えたので断ってくれると思っていたのです。ところが、結婚パーティーの計画はどんどん進行し、Sからは出席者の人数について何度も確認がありました。でも私は、出席者の人数には回答せず、『パーティーには行きたくない』と言い続けたのです」
そのため、中止してくれるだろうと安心していた伊織さん。けれどSさんは開催予定日が近づくと、「パーティーの話だけど、同僚が店を予約したから伊織も覚悟を決めて。今更中止にしてくれなんて言えないし、そんなことしたら会社に行けなくなる」と言います。
「そのうち、『頼むから』と懇願され、断り切れなくなりました。職場の人間関係に支障が出てもかわいそうだと、Sに同情してしまったのです。『ただ、参加してくれたとしても、彼氏がいる友達が1人と既婚者の先輩社員1人だけだよ』と、ハッキリ言いました」