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スガシカオも驚いた!美しすぎる紫ワインを来日させた“奇跡的なめぐり合わせ”

暮らし

 料理のお供として、ギフトとして、または優雅な午後の楽しみとして親しまれているワイン。白や赤といったスタンダードな種類のほか、最近ではロゼといった華やかな色合いのワインも人気を博している。

パープルレイン

美しい紫色のワイン・パープルレイン (C)株式会社ダイモン

 しかし昨今話題になっているのは、赤でも白でもなく紫色のワイン。スガシカオさんが2020年8月、<プリンスファンの間でちょっと話題になっていた紫ワイン『パープルレイン』 レインの綴りは違うけど一本ゲット>とSNSに投稿した際も話題になった「パープルレイン」という製品だ。

 見る人の目を惹きつける同製品について、輸入販売元であるShizuku Japan株式会社の代表取締役・原田康嗣氏を直撃。人工着色料などを使わずに作られた偶然の産物だというワインについて、話を聞いた。

予想以上の売れ行きを見せた紫ワイン

――パープルレインについて、日本での売り上げはいかがでしょうか。

原田康嗣(以下、原田):非常に大きな反響をいただいております。2020年に第一便として輸入した1000本はわずか5時間で完売。続く第二、第三便も続々と予約をお寄せいただき、40フィートコンテナの中身が2か月で空っぽになった時は驚きました。

 本製品はオーストラリアで製造しており、日本へは船で運んでいます。感染症の影響もあってお客様をお待たせしてしまいましたが、販売ペースはおよそ年間5万本程度。ただ一過性のブームで終わらせないように、いまも新しい取り組みが進行中です。

魚介類との相性がバッチリ

パープルレイン

生産者であるティム・マクナマラ氏とロスコ・スチュワート氏 (C)株式会社ダイモン

――同製品を購入する方は、どのような目的が多いでしょうか。

原田:9割のお客様は個人ですが、主に贈答用として選んでいただく方が多いと思います。「ワインを贈るね」とだけ伝えて、箱を開けると紫のワイン……というのが、サプライズとして喜ばれているようでして。

 現在(2023年2月)は円安などの影響が値段に反映されており、普段気軽に飲むにはちょっと高級な価格になっておりまして……。今後も企業努力を進めて、多くの方が気軽に飲める価格帯へ落とし込めるように頑張るつもりです。

 他には、料理を出すお店からご注文をいただくことも。これは美しい紫でテーブルを華やかに演出するためということですが、味わいについてもご好評いただいております。洋食のお店はもちろん、珍しいところではお寿司屋さんからもお引き合いいただきました。パープルレインは白ワインなので、魚介類との相性がバッチリなんですよ。

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