バスタオルに柔軟剤を使うのはNG?人気「高級タオルメーカー」の回答は
漂白剤は塩素系ではなく、酸素系を
――バスタオルほどの大きさだと干し方が難しく、本当に乾いているのか分からないのですが、短い時間でも効率的に乾かすためにどうすればいいのでしょうか?
河合:干すときに洗濯物同士の間隔を開けるのは基本ですね。ちなみにエアーかおるは、糸に空気のスキマがあるので、吸収力があるにも関わらず乾くのも速いですよ。
――あと長期間バスタオルを使っていると、生乾きのようなカビのような臭いがすることもあるのですが、なかなか臭いがとれません。
河合:酸素系の漂白剤を使ってみてはいかがでしょうか。当社では、色落ちの可能性のある塩素系ではなく、酸素系の漂白剤をお使いただくようお願いしています。
「何日でバスタオルを洗っているか問題」
――昔から「何日でタオルを洗うのか問題」について話題になっていますよね? 何度も洗うと生地が傷んでしまうという懸念から洗わない人がいたり、面倒だから洗わない人がいたりします。
河合:洗ってください。目に見えない人間の垢や汚れが付着しているので、それこそカビが生える原因にもなります。
――頭の片隅でうっすら分かってはいたのですが、やはりそうだったのですね。最後にバスタオルはどのタイミングで買い替えればいいものですか?
河合:個人の感じ方で変わってくると思います。何百回もお洗濯したエアーかおるを「まだ使えるんだよ」と大切に使って下さるお客様もいらっしゃいます。普通のタオルと比べて、エアーかおるは物持ちが良いですが、お肌に当てたときに硬いと感じたり、ザラザラと感じたら買い替え時ではないかと思います。
<取材・文/大川藍>