牧島輝27歳が語る、“ペット”で例えるなら「自分はチェシャ猫タイプ」
『キングダム』出演にプレッシャーはなし
――2023年のお仕事についても教えてください。話題作の舞台『キングダム』に嬴政・漂役で出演されます。
牧島:昔から漫画を読むのが好きで、『キングダム』も読んでいました。そんな作品で、自分が王様の役を演じるなんて、想像していなかったので、もちろん嬉しいですけど、同時に「僕がやっていいんですね?」という感じでした(笑)。
――プレッシャーは?
牧島:プレッシャーはないです。作品と、来てくれるお客さんのために毎日全力で頑張るだけかなと思うので。注目作ですし、もちろんいろんな人が観にきてくれて、好きになってくれたら嬉しいし、あわよくば僕のことも好きになってほしいなとは思ってます。
いま何かに頑張っている人に観てもらいたい
――最後にひと言お願いします。
牧島:『海岸通りのネコミミ探偵』の主人公の照は、これまであまり仕事も続かなかった人です。でもそういった気持ちも、分かるところはありました。僕もこれまでに続けてこられたものっていくつあるかなって考えると、今の仕事ぐらいです。
みなさんにも好きだったり、これしかないと思えたりしたもので続けてこられたことって人生のうちに何個あるかなと思います。彼はそれにひとつ出会えただけでもすごいと思うし、それが増えていくといいですね。観終わって少し優しい気持ちになれていたら嬉しいですし、いま何かに頑張っている人に観てもらいたいです。
<取材・文・撮影/望月ふみ>