牧島輝27歳が語る、“ペット”で例えるなら「自分はチェシャ猫タイプ」
普段からやる気スイッチは入ったまま
――牧島さんは、今年からフリーで活動されていますが、自分自身に「よし頑張ろう!」とスイッチを入れる瞬間、入れる方法はありますか?
牧島:僕、スイッチが切れることないです。常に入ってます。入っていて、これです(笑)。逆に切れるときは……。実家に行って自分の部屋のベッドで横になった瞬間かな。「なんか、お正月だなぁ」って、夏でも思いますね。そういう瞬間が1年に数回あればいいかな。
――ご家族はこの仕事に進むとき、反対などありませんでしたか?
牧島:なかったです。高校だけは出てくれと言われましたけど、むしろ後押ししてくれました。「やりたいことをやりなさい」と。子供の頃から、「やりたいと思ったことがあったら、それをやりなさい」と言われてきたかな。自己主張は少ないタイプだったんですけど、好きなことを見つけたら自由にやらせてもらったと思います。
「人見知りだよね」と言われるけれど
――実際に好きな道に進んで、現在、仕事を続けていくうえで大切にしていることはなんですか?
牧島:人に興味を持つことは大事かなと思ってます。1度しかない人生で、目の前の人とももう2度と会えないかもしれないわけですから。ひとつひとつの出会いを大切にしたいです。僕、結構、「人見知りだよね」って言われるんですけど、僕自身はそうは思ってないんです。
――「人見知りなんです」と自分から言う人はよくいますが、言われるけど、そうは思わないという方は珍しい気がします。
牧島:さっきのチェシャ猫じゃないですけど、後ろで静かにしていてそう見えちゃうんですかね。僕自身は人見知りだとは思ってないし、人としゃべりたいと思ってます。だいたい「人見知りなんです」って、なんだか逃げてる感じがするし。自分の身を守るためにひとつ壁を置いているというか。でもせっかく誰かと出会えたんだったら、しゃべりたいですし、仲良くなりたいです。