牧島輝27歳が語る、“ペット”で例えるなら「自分はチェシャ猫タイプ」
2023年2月に帝国劇場で上演される舞台『キングダム』で嬴政・漂役を演じる牧島 輝さん(27)。現在は初主演映画である『海岸通りのネコミミ探偵』が全国順次公開中です。
無職で人生どん底状態だった主人公の猫塚照(牧島)が、ひょんなことからペット探偵を営む猿渡浩介(和田正人)のもとで見習いとして働き始め、変化していく姿を描く本作。牧島さん自身の動物にまつわるエピソードや、自分自身は“チェシャ猫”タイプと語る牧島さんに理由を聞くと、人柄が垣間見えました。
実家にはカメや鳥、ザリガニなどが
――主演映画が公開中ですが、率直な気持ちと、作品への印象を教えてください。
牧島 輝(以下、牧島):エンドロールの最初に自分の名前が上がってくるのが、不思議な感覚でしたが、素直に嬉しかったです。物語に関しては、ペット探偵という仕事を僕は知らなかったので、新鮮でしたね。普段なかなか触れることのない仕事ですが、こうして知っていくとすごく面白かったです。大変なのでやってみたいとは思いませんけど、でも素敵な仕事ですよね。
――牧島さん自身は動物とは触れ合ってきたのでしょうか?
牧島:昔は実家でいろいろ飼っていました。一番長かったのは犬ですが、カメとか鳥とか、ハムスター、ウサギも飼ってました。ザリガニもいましたね。家族が動物好きだったんでしょうね。僕は犬が好きです。だから僕個人は猫ではなくて犬派です(笑)。
サイトのトップにも。自分はチェシャ猫タイプ
――牧島さん自身を例えるなら犬猫どちらのタイプですか?
牧島:猫でしょうね。チェシャ猫みたいな。奥からキロっと見てニヤニヤしてる(笑)。何を考えてるのかわからないんだけど、懐いたらお腹も見せちゃうかな。
――牧島さんは絵を描かれますが、いま公式サイトのトップに鮮やかな絵が載っています。普段から絵に動物のモチーフもよく描かれていますけれど、あそこに猫が入っているのは、この作品の影響ですか?
牧島:確かにそうかもしれません。ああした絵は、バーッと浮かんだものを完成形も見えないまま、何も考えずに描くんです。この映画を経験したからという可能性は大いにありますし、潜在意識のどこかに猫がいたんでしょうね。犬の映画をやっていたら、犬を描いていたかもしれないです。