ライブ配信で月収100万円も。“歌う焼酎社長”が経営と二足の草鞋を履くワケ
歌手デビューしたのは「焼酎を売る」ため
現在は17LIVEでのライバー活動、テレビやラジオ番組のMC、そして2021年には歌手デビューを果たしてオリジナル楽曲をリリースなど、マルチな活躍ぶりを見せている。多方面に活動の幅を広げる狙いはどこにあるのか。
「根底にあるのは“オリジナル楽曲よりも焼酎を売りたい”という考えです。どんな現場でもハッピを着ていき、歌う焼酎社長という肩書きに恥じないように行動することを念頭に置いています。歌う楽曲に関しても、芋焼酎にまつわる歌詞をちりばめていて、芋焼酎の良さを伝えたいという気持ちを大事にしています。
ちなみに作詞作曲は弟が担ってくれているんですよ。兄弟で協力しながら、地道なプロモーションを継続しているような状況です」
イベントしだいで月収100万円に到達も
四元さんの歌唱力は折り紙つきだ。2022年1月に「17LIVE」内で行われたイベント「カラオケ@DAM × 17LIVEオフィシャルアンバサダー権争奪 カラオケグランプリ!!」では、最高賞のグランプリを獲得。こうした歌唱力は、ライブ配信においてもリスナーからの評判につながり、今では熱量の高いファンを作ることができているそうだ。
「17LIVEは、最近は自分のペースで月20時間ほどやっていて、20万〜30万円の収入になっていますね。一方イベントがある時には、月収100万円に到達することもあります。麹屋物語の活動資金とさせていただけるので、リスナーの皆さんの応援を本当に有り難く思っています」
今後は「麹屋物語と聞いたら、誰もが知っているような芋焼酎にしていきたい」と四元さんは展望を見据える。経営者として、ライバーとして、歌手として。これからも四元さんの挑戦は続いていく。
<取材・文・撮影/古田島大介>