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女性社員の9割が「竿姉妹」に…。控えめなイケメン新人社員が持つ“裏の顔”

コラム

 おとなしそうな印象の人が実はよくしゃべる明るい人だったり、積極的で社交的な人が人見知りだったり、人の意外な一面を知って驚いた経験はありませんか? ときには、知らなければよかったと思うような最悪の一面を知ってしまうこともあるかもしれません

職場

※画像はイメージです(以下同じ)

 佐藤郁也さん(仮名・27歳)は、大学卒業とともに入社したアットホームでのびのびとした会社が好きでした。女性社員は20代後半から30代前半で勤務が長い人が多く、関係も良好。高卒入社で唯一10代のI(女性)さんにも、皆がやさしく接していました。

眼鏡をかけたイケメン22歳男性

「男性社員も仲がよく、自主的にランチミーティングをしたり、会社から了承してもらって勤務時間後にオフィスで食事会をしたりすることもあるほど。ただ、大卒入社でやってきたH(男性・22歳)は、そういった雰囲気が苦手な様子でした

 メガネをかけた控えめでおとなしいHさんは、よく見るとジャニーズ系の端正な顔立ち。最初のうちはランチミーティングや食事会などのたびに声をかけていた佐藤さんたち男性社員も、気を遣って声をかけなくなっていきました。

「でも疎遠にしていたわけではなく、俺も男性社員たちもHが仕事をしやすいようサポート。悩みごとや嫌なことがないかなど気遣っていましたし、女性の先輩社員たちからも可愛がられていました

突然「今日で辞めます」と言われる

退職届

 その甲斐あってか、Hさんはのびのびと仕事をこなし、さまざまなプロジェクトで成果を上げていきます。入社して、まだ8か月だったHさん。けれど社内では、これからについて期待する声も結構あがっていました。

「そんなある日、帰宅しようと会社の入っているオフィスビルの廊下を歩いていたら、後ろから歩いてきたHに声をかけられたのです。そして、『実は僕、今日で会社辞めちゃうんです』と言われ、突然のことに驚きました

 さらに「佐藤さんとはプロジェクトがいっしょになることも多かったので、一言だけお礼を言っておきたくて。いままで大変お世話になりました」と告げます。Hさんが辞職するような理由が思い当たらなかった佐藤さんは、「何があった?」と、ついしつこく聞いたとか。

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