bizSPA!

彼女への復讐で「結婚資金100万円」を使い果たしたが…直後に後悔した24歳男

コラム

 誰かに嫌なことをされ、「仕返しをしてやりたい!」と考えたことはありませんか? 今回話を聞かせてくれた美馬弘樹さん(仮名・24歳)は、仕返しをしてスッキリするつもりが、後悔の日々を送ることになりました。

恋愛

※画像はイメージです(以下同じ)

 美馬は、はじめて付き合った彼女、Mさん(23歳)との幸せな日々。毎日がラブラブで浮かれていました。けれど、付き合って半年ほど経った頃から彼女の様子がおかしいと感じるようになります。

1週間で使い切ってしまった100万円

「俺の親友、U斗(24歳)とコソコソ連絡を取っているようでしたが、当人たちに確認したくても怖くて聞けず、悶々とした日々が続きました。そんなことが1か月ほど続くと、あれほど好きだった彼女やU斗のことが嫌なヤツに思えてきたのです

 ついに美馬さんは、「このまま捨てられるのは我慢できない! 自分よりも嫌な目に遭わせてから、こっぴどく別れてやる!」と決意。「結婚式用に」と2人で貯めていたお金を自分が欲しかったゲーム機やブランドの服、風俗につぎ込んでしまいます。

貯金は100万円弱ありましたが、使うとなると早かったです。約1週間で使い切ってしまいました。ブランドの服を買ったのも風俗へ行ったのも、このときがはじめて。そのためブランドに疎く、俺を疑っていないMにお金の使い込みがバレることはありませんでした」

倍返し後、ムカムカしながら店へ向かい…

倍返し

 あとは「お金を使い込んだことを話すタイミングを見計らい、こっぴどく振ってやるだけ」そう思っていたとき、U斗さんから「話がある」と飲食店に呼び出されます。それは、美馬さんの誕生日前日のことでした。

「2人の関係をカミングアウトされると思っていたので、『わざわざ俺の誕生日にかぶせてこなくてもいいのに』と腹立たしかったです。ムカムカしながら店へ向かい、ドアを開けた途端、パァーン!という音が鳴り響きました

 そして、「おたんじょうびおめでとう」という声ともに、クラッカーから飛び出した紙吹雪がヒラヒラと美馬さんの前に飛び散ったのです。ドラマのような展開に、空いた口がふさがりません。

「目の前には、MとU斗、そしてU斗の彼女が笑顔で鳴らしたクラッカーを持っていました。一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。呆然としている俺に、U斗が『念願の店をやっとオープンさせられるよ』と言ったとき、ハッとしたのです

12

おすすめ記事