ボールが浮いた状態でどう打つ!? ゴルフの“だるま落とし”を防ぐ寄せ方/三觜喜一
ボールが浮いたライなら全部フックに打て
ボールが沈んだライではヘッドをぶつけたエネルギーで距離感を出しましたが、浮いたライではボールを下から投げるイメージで距離感を出す。アプローチは、ライによって距離感の出し方が全く違うんです。
極端な話、いいライならバックスイングはなくてもいいくらい。悪いライはバックスイングとフォローの比率が3:1、いいライなら1:1もしくは1:2くらいのイメージですね。ストロークでは体幹を使いながらクラブをコントロールしますが、これは通常のショットと同じです。
僕は「ボールが浮いたライなら全部フックに打て」とプロに教えています。ロフトの立ったクラブチョイスはない。ロフトが寝ているウェッジで、フェースに載せていくイメージのほうがイージーに寄せられます!
【Lesson58 結論】
ボールが浮いたライでは「下から上に」。フォローの大きさで距離をコントロール
<構成/舟山俊之>
12