“仕事以外やらない主義”の自分を変えてくれた「恩人の一言」に感謝するまで
素直にアドバイスを受け入れた結果
斗真さんは、唯一普通にコミュニケーションがとれるOさんからのそのアドバイスで我に返ったといいます。
「仕事さえできれば会社に貢献できているという考えは非常に浅はかだったなと、その時初めて気が付きました。なのでそれからは、掃除当番には必ず出るようにしてみたんです」と、斗真さん。すると、次第に状況が変化していったそうです。
特にその変化は、掃除をきっかけとして少しずつですが同僚との会話の機会が増えていったことや、ボーナス査定が上がったことにはっきりと現れはじめました。さらに斗真さんの成長ぶりは顕著で、次の年には社運をかけた一大プロジェクトのプロジェクトマネージャーに抜擢されたそうです。
斗真さんは改めてO先輩のアドバイスに感謝し、LINEでメッセージを送ったそうです。そして最近では、自分の今までを反面教師にして、今では後輩の指導にも積極的とのこと。
<TEXT/ベルクちゃん>