優しい雇われ店長の真実!コンビニバイトで失敗した女性の色恋沙汰
少人数の職場に、アットホームという印象を持つ人も多いかもしれません。たくさんのメリットがあることはもちろんですが、何かトラブルがあって孤立してしまうと、なかなかツライものがあるかもしれません。
夢を実現したいと考えていた綾瀬恵美さん(仮名・23歳)は、シフトの融通が利くということに魅力を感じ、自宅の近くにあるコンビニで働くことにしました。面接をしてくれたのは、雇われ店長だった康太さん(仮名・27歳)。
コンビニの店長と恋愛関係に
「歳が近かったこともあり、面接の内容というよりは世間話のほうが多かった気がします。康太は話がうまかったので、緊張もすぐにほぐれました。夢を実現させたいのでシフトの融通が利くか尋ねたところ、『夢を持つのは、いいこと。応援する』と言ってくれたのです」
このときはまだ、康太さんは「いい人」であり、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。けれど、働きはじめた初日から康太さんの猛アプローチが始動。勤務時間も長く仕事を教わることも多かった綾瀬さん、いつの間にか康太さんと恋愛関係になっていました。
「仕事を教えてもらっているときに手が触れただけでドキドキして、中高生に戻った気分でした。あと、康太から『コンビニは狭いから、付き合っているのは2人だけのヒミツ』などと言われたことで、余計に気持ちが燃え上がってしまったのです」
店長をだんだん怪しいと感じるように
綾瀬さんは忠実に「2人だけのヒミツ」を守り、ほかのスタッフに見つからないようコッソリと手を振ったり、2人きりのときに話したり。たまのデートは、コンビニの人たちに見つからないようにとの康太さんの提案で、遠くの24時間営業スーパーなどで待ち合わせ。
「私にも自分の夢があり、コンビニの人たちに2人の関係がバレたら困ると思っていたこともあったからか、最初は微塵も疑っていませんでした。でも、『会いたい』と言う割にはデートの時間も短いし、お泊りの回数も少ない。だんだん怪しいと感じるようになりました」