フォークリフト免許取得で地方転職に成功。セカンドキャリアに役立つ資格4選
ビジネスマンにとって注目される「リスキリング」。仕事に役立つ知識やスキルの“学び直し”のことだが、大企業は積極的に社内研修を実施する一方で中小の薄給サラリーマンは……。今回は、セカンドライフに役立つお値打ちな資格について紹介する。
セカンドライフで役立つ資格とは
定年後は都会を離れたい、そんな夢の地方移住でも、資格は大きな助けになる。一般社団法人移住・交流推進機構の参事・小菅旭央氏に移住先で安泰に暮らすための“お値打ちな資格”について聞いた。
「まず、オススメなのは、受ければ刈払機やチェーンソーを業務で扱えるようになる講習会です。1万円前後で受講できる刈払機取扱作業者安全衛生教育講習会や、実施機関によって異なりますが1万~2万円で取得可能なチェーンソーによる伐木等特別教育など、地方は自然との闘いなので、清掃や林業では草刈りや伐採に関連した仕事は多いです」
資格取得を通じて向き不向きを確かめる
そのほか、活躍の場があるのはインフラ系の資格だ。
「地方は高齢化が進む一方で工場なども多く、あらゆるインフラ系職種に人手不足が生じています。体を使う仕事が苦にならず、受験料4600円の危険物取扱者(危険物乙4)や、電気工事士、フォークリフトなどの資格があれば、即戦力として重宝されるはず」
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