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NTT、KDDI…人気の“高配当株投資”の魅力とは「20代で資産1000万円も」

コラム

〇〇ショックで資産半減の憂き目に

――“ひどい目”とは?

配当太郎:リーマンショックです。資産が半分以下になりました。暴落しても、立ち回りがわからず損切りをするでもなく、ただ呆然としてましたね。そんな時でも利益がしっかり出てる企業からはきちんと配当金が入ってきました。そこで今まで気にしてなかった配当金のありがたみに気づき、業績に着目した投資に方針転換しました。

――配当金投資ではどのような指標を重視されてます?

配当太郎:営業利益率や一株利益とオーソドックスなものをヤフーファイナンスでチェックしてます。古臭いけど、これが一番役立つと思います。

買うべきは高配当株ではなく増配株

投資

――どれくらいの水準なら「買い」と判断するのですか?

配当太郎:業種によって変わるので、一概に言えないのですが、強いて言うなら日経平均のPERが16倍くらいなので、それと比較して割安かどうかを比較する感じでしょうか。

――そうやって、高配当株を発掘してるのですね。

配当太郎:いや、私がやってる投資はけして高配当株狙いではなく、どちらかといえば増配が見込まれる企業の株を買うものです。そうすると、増配で取得価格に対する配当利回りが上昇するので、たとえ購入時の配当利回りが3%だったとしても、増配により取得価格に対する利回りが5%の高配当株に成長します。重要なのは企業が成長に応じて、株主に還元していく姿勢があるかです。

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